上田まさゆき班 しこみ日記(2003年2月〜5月) |
またまた、新作の仕込が始まりました。
今回の作品は『漫才の星になるんや』で陣平をつとめる上田
(通称ボンタ)の一人班です。
作品も決定し、4月の初日に向けて仕込みが始まっています。
その概要については追々明らかにしていきましょう。
まずは、いきなり仕込みの様子から、お伝えします!
2月15日 工房はすでに仕込みの風が吹いている! |
すでに工房は、仕込み中の人形、お試しの人形、プラン画、材料、工具、粘土、お菓子、コップ、ゴミ、などなどが散乱している。まだ取りかかっている人数は少ないが、目を赤くしたウー(吉田)が、せっせと仕込みを進めている。 | |
人形の衣装だって、作っちゃうのだ! 型紙を作って、生地を切って、ミシンで縫って。(短けー足、でもそれでも細すぎないかい?) |
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すでに、完成しつつある人形も。 これは、その一つ。 なんだ、これは? 気になる方は、続報を待て! (03.2.15 byばるさん) |
2月18日 仕込み会議開かれる! |
劇団のとある一室で 仕込み会議が開かれた。
今回は三作品を仕込みます。そのうちの一つ、メインの作品は、らせんくらぶの
なかむらまさたか氏が演出です。 一人芝居を知り尽くしたなかむら氏がどんな演出をしてくれるか楽しみです。 らせんくらぶ |
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そして、その作品の美術を担当するのが、しみずちか氏。(右側) 元劇団員です。最近はパッチワークの人形で賞をとったり、ホンダの季刊誌の人形を製作したり大活躍です。 今回もユニークな人形が期待できそう。 ぱぺっと タウン Gokko |
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黒っぽく見えにくいのは、ミニチュアの舞台です。ケコミ、1フレーム、2フレームのおおよその感覚をつかみ、仕込みにかかるものにイメージを伝えます。 右にいるのが、うえだまさゆき。 |
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そしてさっそく、稽古場にある材料や、ダンボールを使って稽古用の舞台が作られました。 明日からはここで実際に動いてみて、イメージをかためていきます。 (03.2.18 byばるさん) |
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3月17日(月) 人形制作進行中! (役者は遊び中) |
(ぼんたと人形) |
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(人形と遊ぶ・ぼんた稽古中) |
3月13日 人形制作 |
仕込みはちゃくちゃくと進んでいます。 今日13日には2回目の仕込み会議が開かれました。でも、その前にすでに進んでいた 人形制作の模様をお伝えします。
まずは、粘土で人形のイメージをかためます。寒い稽古場で美術家の千華さんが冷たい粘土を懸命に温めて、人形の顔をプランにそって立体化していきます。 | |
木で作った土台に粘土を重ねていく、根気とセンスのいる作業です。
それにしても、劇団の稽古場は寒い。ひなたを求めて作業を続ける。 |
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そして、次には材を削って、実際に使う人形になる立体を彫りだします。 この作品ではサンテックフォームという素材を使っています。 |
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それに、染めた布をかぶせていくと、こんなふうに表情が出てきます。 |
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更に、ボディを作り服を着せていくと、いよいよ、人形らしくなってきました。 | |
すぐに動かして遊びだす上田さん。まだまだ、作業は残ってるで! 個性的な人形が出来上がってきて、どんな動きをしてくれるのかな。 (byばるさん) |
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3月24日(月) 各種小道具も制作中! (製作者は遊びながら) |
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そう、今回のメイン作品は 「なきむし なば太郎」です。 てな訳で、いろんな泪の表現に挑戦しています。 |
ちょっとマンガっぽい表現も取り入れて、 もちろん出来上がったら、まず遊んでみる! おもろい?おもろい? (ばるさん) |
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5月10日(土) 無事初日をむかえる! |
『なべくらぼんたの みち草げきじょう』は無事初日をむかえました。
(仕込み日記取材班がサボっているうちに。イヤ、さぼっていたわけではなく
他の仕事がはいっていたから・・・・。こんなとこでイイワケすんな。)
5月6・7日と宇治市内の保育園で初日を明けました。
関係者のみなさんありがとうございました。お疲れ様でした。
でも、これからが作品として出発です。よろしくお願いします。
さて、この作品のメインは |
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です。「なば」というのはキノコのこと。元は九州に伝わる民話です。 |
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なるほど!そうだったのだ! |
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やっと出発した上田正幸の 一人芝居。 彼の人柄がにじみ出てきます。 |
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どうぞ、よろしく お願いします。 観てな! |
「うえだぼんたの みち草げきじょう」
『なきむし なば太郎』『うりんこポコ』『まるまるなあに?』の人形劇三作品で
ただいま上演活動中。お問い合わせは、劇団まで。
紹介ページはただいま製作中。