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05年春 新作!
『火よう日のごちそうはひきがえる』しこみ日記 その1
2月22日 火よう日
 あっという間に火よう日なのだね。 稽古は順調に進んでいます。…稽古時間の半分ぐらいはコーヒーとおしゃべりな気がするけど…いや、そんなことはないぞ!
ひもが一本…ってこれは断熱用に使われたりするスチロールのヒモなのだ。どうなるのかな?

 大小さまざまなドーナツに早がわり!
してくれてらいいんだけど…実際は大きさをはかりながら一個一個作っていくのよね…

 ちょうちんのようにぶら下げて形を整えます。ちかちゃんが演出と相談しながら作業しているところ。これに布を張っていくと…
   ほうっ、ほっ、ほっ、ほっ。
 ジョージの全体像が見えてきました。
 このみみずくの人形は首と胴体が分かれています。首がくるりとまわる、いかにもみみずく!といった動きができるのですが、それは実際見るまでのお楽しみ! 

 

2月15日 火よう日
 なんとか火よう日更新! 
 
 お話では、火よう日は主人公が食べられてしまう運命の日。その日が近づくにつれ、物語の緊張も増していくのですが…
 この作品も、初日という運命の日に向かって、徐々に緊張度を増しています…果たして仕込みは間に合うのか?!
 ちなみに初日は木曜日の予定。残念。
 さてさて、人形は順調に形になりつつあります。左は…みかんじゃないよ、みみずくの頭だよ…ということで、次回につづく!
…たぶん。
 

 

2月8日 火よう日
 
 火よう日のごちそうはひきがえる…だから火よう日は更新の日…なのかな? そんなん言うと自分の首絞めることになりそう。

 ゆかりちゃんがしこみ中の人形の写真を撮ってくれました。これはこないだ紹介したウォートン。

 プランを原寸大にコピーして、プランとウレタンスポンジとをにらめっこしながら、ひたすらはさみで形を整えていきます。どうせなら人形になって出てくるコピー機があればいいのになぁ…! 
 ねずみのレントゲンをとってみました!
頭から胴体がぶら下がっています。肩の部分と腰の部分に骨組みと肉付けが入っていますが、「背骨」はないんですね。紐でつないであるだけ。

 この人形は背中から手を入れるタイプのパクパク人形なので、自分の腕が背骨になる、といえるかな。

 人形づくりのヒントなんかも写真に収めていきます! もしこの作り方が見たい!というのがあれば、掲示板に書き込んでみてね。

 

2月5日 土よう日
 今回作曲してくださるのは、田村賢一さん!
なんとチェロ奏者です。生チェロって初めて見たよ、わしゃぁ。かっこええのう。
 
 雪景色や動物たちの生活など、物語の世界をチェロの音でも表現しようという演出家の意向で、今回ご登場ねがいました。

 というわけで、どんな曲ができるのやら…早くも演出家と田村さんとで、打ち合わせが進んでいます。

 今回の作品の主人公…ウォートン役のくどうです。
早くもかたちができてきた人形を片手に…何してんだ?

 ちなみにいたずらがきをしたのはあいりちゃん。ほんとに大物だなぁ。からだもでかいけど…いたっ!
2月1日 火よう日
いよいよ稽古開始! 写真はこの作品でデビュー予定のくせあいりちゃんです。ジョージ役のばぶさんを相手に緊張…してない様子。こりゃ大物だね。
1月25日 火よう日
物語の内容はおいおい明らかにしていくとして…

このみみずくには名前がないのですが、名前を聞かれて困ったあげく、本人の思いつきで「ジョージ」と呼ばれることになります。 ん?これも聞いたことがある展開だぞ…「ちいパパ」にそっくりじゃん!とわかった人はちょっとだけ京芸通。
 でも甘い! この先まで知っているのが本当の京芸通。実は、何を隠そう、ここ隠そう…(はよゆえや!) 「火よう日のごちそう」の「じゃあ、ジョージ」の方が歴史が古いのです。「ちいパパ」の名前もジョージなのは…単なる偶然! たぶん。

 でもきっと、「ちいさくなったパパ」とおんなじ名前ですね、という人がいるんだろうなぁ…。
1月21日 金よう日
2005年の幕開けとともに、
いよいよ新作しこみの幕開け!
大発表!! 今回の作品は、
原作ラッセル・E・エリクソン
『火よう日のごちそうはひきがえる』!

おや? どっかでこの人形劇を見た気が…という人がもしかしているかも…
実は劇団で20年前に上演していた作品なんですね。
しか〜し! 再演といっても当時の人形やら道具やらはあらかた残っていないので、まったく一からつくるのだ! つまり…

やっぱり地道なしこみと、地味なしこみ日記が始まるというわけです…

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