まめだ仕込み日記1 |
またまた仕込みが始りました。
すでに11月の公演の合間をみつけて少しずつ仕込み・稽古が行なわれています。
今回仕込むのは菱沼唯可理・小島祥子の二人班。現どろんこ劇場の新作です。
さて、その作品は―
『まめだ まめまめだ みつまめだ』(作:山下明生、理論社刊。美術:神門康子)
人間の男の子ダイちゃんとタヌキのみつまめだ。
早口言葉で いざ勝負!!『いたいのいたいの とんでけ』(作:平出衛、福音館書店刊。美術:清水正年)
ころんで泣き出した こいぬくん。
お母さんが「いたいの いたいの とんでけー」
「あれ?いたいのはどこへ行ったの? ぼく、さがしてくる」
2作品とも演出:えだまつこずえ。音楽:本田真輔。
03年12月8日 |
稽古場にあるのは、京都 |
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では、いただきま〜す。 | |
と、思ったら、 おおーっと! これは仮人形だー!! |
03年12月15日 |
油断をするとすぐに画像がたまってしまいます。 |
作りかけの人形はこの箱に! |
工房ではボール盤(固定ドリル)を使って、さっちゃん(小島祥子)がアルミ板に穴を開けています。 | |
アルミの削りカスは注意しないと手に怪我をします。 えっ?もう、けがしたって? |
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で、数日たったら、もうこんなに作業が進んでいたよ。 これは、何でしょう? |
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一方、布部屋では清水千華さんが人形の胴体をせっせと作っていました。 「ピース!!」 って、どこがピース?! |
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「ここ、ここ」 って、指ないしわからんやん! |
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誰かの背中に青い手が・・・ |
そんな清水千華さんの手は色付き粘土の作業で不気味な青色に染まってい、た、の、で、す・・・ |
04年1月16日 |
♪リュックを作ってもらった。♪ | |
でも 頭がまだついてない! |
04年1月20日 |
まめだの人形は随分形になってきました。 清水千華さんが人形を丁寧に縫いつけて 形を整えてくれています。 これは・・・ 胸。 大きいのか、小さいのか、 |
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いっぽう、『いたいのいたいの とんでけ』 プランナーのゼンちゃん(清水正年)が |
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粘土で形を作ってみて、 イメージを確かめながら。 |
ノミ、彫刻刀、ノコギリ、など・・・ 職人さんみたい。 |
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それにしても、工房に置かれている |
この、 どこで、使われるのでしょう? 日夜二人の稽古の響きが・・・ |
04年1月21日 |
役者からチェックが入りました。 昨日のハンドベルと書いていたのは、 本当はミュージックベルでした。 1月16日の人形には頭がつきました。 |
でも、モヒカン? |
!バクハツ! |
こんな、頭になっちゃった。
早く、なんとかして〜 |
やったー! ほぼ完成です。 |
04年1月27日 |
さて、仕込みは着々と進んで、 |
♪音楽を作っている本田。♪しかし、 音楽ってパソコンで操作するのね今時は。 |
と、思いきや、実はあらかじめ録音して編集した音を 稽古に合わせて音量などを調節しているのでした。 音創りそのものは今でも結構手作業。 手がかじかむよ〜〜。 |
04年1月28日 |
劇 団 の 洗 面 所 に 、 な に や ら あ や し い 薬 品 が ・ ・ ・ |
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バ ケ ツ には 蒼 い 液 体 が ・ ・ ・ |
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それは、 |
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装置の布を染めているのでした。 |
美術家の神門さんが 寒い中、手を青くしながら 布を藍染めしてくれています。 |
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劇団の物干しには、 蒼く染まった布が干されました。 まだ、これから染め重ねて |