仮もの仕込み色々

中川
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団長さんのプラン描きと並行して、工房では仮もの仕込みが進みます。

人形や舞台の大きさ・使い方を探って行く重要な期間です。

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設計図を描いて作業を進めます。

仮ものは、大まかなものはダンボールで作ったり、機能を試したいものは素材も本物と同じ物を使って製作します。
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仮もの舞台装置

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小道具の水桶


「燃える囲炉裏」「広がる池」「カゴから出て来るタヌキ」「両手に扇子を持って踊れる人形・1人使い」「出し入れが簡単な家のセット」などなど、様々な課題が出てトライ&エラーが繰り返されます。

仮ものを使った稽古を経て、本物仕込みの為の方針が決まります。

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京芸は仮ものを試す期間が長めなので、新素材を使ってみたり、新技術を開発したり、人形の機構を考えたりなどが好きな人にも楽しい作業環境です。
入団1年目から「溢れ出るハチミツの仕掛け」の考案などが出来ますよ。
大人達が頭を絞って「伸びるゴボウ」の見せ方などを考えている光景は、面白いです。

2022年春に向けて劇団員募集中の為、ちょっと職場の宣伝でした。
人形劇団は劇団ごとに仕込みのやり方が違うので、そういう観点からでも気になったらぜひお気軽にご連絡下さい。