大津おやこ劇場50周年イベントに参加してきました!

河合


こんにちは。
団員日誌の更新をする人みたいになっている制作部の河合です。
制作部で仕事を始めてもうすぐ1年になります。



2025年3月22日(土)、
滋賀・大津おやこ劇場の50周年イベントが開催され、京芸は人形の展示で参加してきました。

大津おやこ劇場と京芸は、創立例会に『大工と鬼』を呼んでいただいてからのながーいお付き合いです。

ちょうどこの日が大津おやこ劇場の創立日=お誕生日ということで、
「あそぼう!楽しもう!BIRTHDAY PARTY in 旧大津公会堂」と銘打って、
劇場さんのやりたいことをぎゅうぎゅうに詰め込んだ、楽しいイベントを企画されました。

タップダンスとジャズのコラボライブ、
創立からこれまで関わった人たちが「地域のこれから」を語るトークショー、
活動展示、マルシェ、ワークショップ、バルーンアート、お化け屋敷、段ボール迷路、ふろしき市やこども駄菓子屋さん、流しアコーディオンなどなど…
ほんとに目白押し・・・。

会場は、旧大津公会堂という3階建て石造りの素敵な建物。その地下から3階まで、建物全体を使ったイベントでした。

京芸からは、創立例会に公演した『大工と鬼』の人形やミニチュア舞台、
劇場さんが印象深かったという『飴買いゆうれい』、
そして『モモ』や『へんてこげきじょう』の人形などを展示してきました。



HP用 飴買い .jpg 

HP用 こども.jpg HP用 へんてこ.jpg

今回、リクエストにお応えして、普段京芸には保管していない『飴買いゆうれい』の「お梅さん」の人形を元劇団員の方からお借りして展示しました。
ずいぶん前に公演したにも関わらず、覚えてくださっている方が多かったのが印象的でした。

数年前に上演した『へんてこげきじょう』のへろへろおじさんやすっぽん、きょうべー、もぐらは子どもたちに人気。
でも、動くとやっぱりちょっと怖いようでした。

展示した人形の数は多くありませんでしたが、印象深い人形たちをきっかけに、これまでの大津おやこの会員さんそれぞれの思い出を聞かせて頂ける素敵な機会となりました。

イベントには延べ500人が来場されていたようです。
子どもたちから中学生、高校生も大人たちも、どの会場でもワイワイと賑やかで、みなさん思い思いに楽しんでおられるようでした。

でも、一番印象的だったのは、朝からの搬入搬出を手伝ってくださった運営のお母さん方のパワー!
すごい!!

本当に助かりました。ありがとうございました!






かく言う私も、実は大津おやこ劇場の会員なのです。
保育園の頃、夕方に母が迎えに来て、友達に「あとでねー」別れてから、夜の例会に市民会館にみんなでまた集まって、舞台を観たワクワクする気持ちを今でも覚えています。

今回の会場となった旧大津公会堂は以前、大津おやこの事務所があった場所。
私も高校生になってからは春合宿・夏のキャンプの実行委員としてこの旧公会堂に毎週通って会議をしていました。こんな素敵な場所にあったんだなぁ、と今回改めて思いました。

大学生の頃からなんとなーく離れてしまいそのままになっていましたが、京芸に入ったことをきっかけに昨年お誘いを頂き、もう一度参加することにしました。

今回、京芸の展示の横には大津おやこの活動誌の展示や最近の活動動画がスクリーンで流されていましたが、
子ども主体で、しかも大人も楽しんで、ほんとに多様な活動をしてきたんだなぁ、と実感しました。
子どもを育てる身になって、「家」「学校」「仕事」以外のコミュニティーがあることの大切さ(というか、生きやすさ?)を、はっきり言葉で説明できないけれど、日々感じています。

この先も、大津おやこの活動を内から外から見ながら学びながら、子どもにとっても大人にとっても心地いい場所をつくっていけるといいなぁ。

そして今日も大津おやこの例会(元京芸のつげくわえさん&北村直樹さん)に行ってきます~♪