じゃんじゃが 東北支援公演!

坂下
『じゃん・じゃが・じゃん!』班が東日本大震災の支援活動として、宮城県の気仙沼市と亘理町で公演してまいりましたご報告です!
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この公演は、「子どものための舞台芸術創造団体の会」による東日本大震災支援活動として企画されました。

7月25日は、気仙沼市役所横のドラゴンパーク周辺で行われたお日市(おひいち)まつりに出演しました。
八日町商店街の振興組合さんが「子どもからお年寄りまで、みんなで集まって、新たなまちを一緒に考えていくきっかけにしたい」という思いの下、地元の伝統的なお祭りを復活させたのです。

私たちは京都からやってきた、おかしなオジサン2人組として、17:00~と19:30~の2回公演をお届けしてまいりました。
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舞台はこんなかんじ。歌っているのは音響スタッフ兼出演者でもある地元のおっちゃんです。お世話になりました!

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写真は明るく加工してありますが、本当は夕方の薄暗い中なのです。
まさに「祭り!」というシチュエーションで、ムシムシと暑い中、みんなのんびりウチワ片手に。
そんな中でもこどもたちは元気いっぱいで、舞台にかじりつきながら私たちとわいわいしゃべりながら観てくれました。

公演の合間に、夕食もご準備いただいて、それがもうめちゃめちゃ美味しくて。
たすく」というお店。全国から来たお客さんのメッセージが店中に書いてあって、おかみさんも「いっぱい食べていってね」と山のようにお料理出していただいて。元気をもらってばっかりでした。みなさんも気仙沼に行ったら「たすく」へGO!

2回目の公演が終わった後、音響のおっちゃんが、「うまく言えんけど、伝わるものがあって、子どもたちに、真正面から、ありがとう、うまく言えんけど、」とずっと私の手を強く握りながら言うてくれました。ほんまにこちらこそありがとうございました。


次の日は、復興支援とは離れて、弘前でいつもお世話になっている弘前市駅前子どもの広場さんで公演。
「もう3回目!」という常連さんもいて、とっても嬉しいかったです。また来るよ!



そして翌日は亘理町の逢隈公民館で公演。カラっと晴れて暑い暑い日でありました。
広い畳の部屋に子どもたちが集まってきて、いざ開演。
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いつもより高く跳ねております。

地方・地域によって子どもたちの反応も変わってくるのですが、亘理町の子どもたちは関西の子どもたちとよく似ている。ツッコミが激しい! 集中して観てくれて、いざとなれば的確なツッコミを入れる、あたたかいお客さんでした。

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終演後のお見送り。

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こわくないよー。


ということで、往復2,000kmを超える旅が終わりました。
復興支援に携わる方はみなさん言われますが、こちらがたっぷり元気をもらって帰ってきました。「観た人に喜んでもらえること」が私たちのエネルギーの源であることを再確認させてもらいました。お世話になりました皆さん、本当にありがとうございました。

また、行きます!