上演中止のお知らせ

本田

いつも応援ありがとうございます。

新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、かねてより準備してまいりました以下の二つの公演を、中止いたします。

  • 『あっちこっちサバンナ』
    • 3月22日(日) 練馬文化センター
    • 3月29日(日) 貝塚市民文化会館コスモスシアター

楽しみに待っていてくださった方には本当に申し訳ございません。
今回は中止といたしますが、時期を変えて再度上演の可能性を探っていくつもりです。詳細は全くの未定ですが、いつか『サバンナ』でお会いできるよう、頑張ります。

返金について

既に各公演のチケットをご購入の場合は全額返金させていただきます。

人形劇団京芸から直接ご購入なさった場合

チケットを劇団からお求めいただいている方には、こちらから順次ご連絡いたしますので、申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。

それ以外からご購入なさった場合

返金の具体的な手続きは、ご利用なさった窓口(購入ルート)によって異ります。劇団からは正確なご案内が出来かねますので、申し訳ありませんがそれぞれの窓口にてご確認ください。(※なお、各窓口での返金手続きの詳細が確定し次第、この欄に当該サイトへのリンクなどを載せていきます)
ローソンチケットについては、払い戻し期間は3月9日(月)〜4月29日(水)とさせていただきます。

返金についてご不明の点があれば劇団までご連絡ください(0774-21-4080)。

中止決定によせて

公演開催の是非を検討していく中では迷うことばかりでした。

「芸術なんて不要不急のものだろう」とは決して思いません。人が生きていくために必要な文化の一旦を担っているという自負の下、職業人形劇団として活動して参りました。
社会に窮屈な雰囲気が蔓延している今こそ、子どもたちに楽しい人形劇を届ける必要がある筈だ、とも考えます。

が、新型コロナウイルスを巡る状況は、疫学的にも社会的にも情報が不透明で流動的に過ぎると感じます。現段階で上演敢行を決定したとしても、2〜3週間後には状況が全く異っていることも充分に考えられます。 そうした場合に生まれる混乱は、今中止を決定するよりも大きくなるでしょう。

加えて、というよりはそもそも、我々がこの人形劇を届けたいのは子どもたちへです。大人のみが対象であれば劇団側で出来る対策を立て、その情報を知らせ、来場なさるかどうかを観客に委ねて上演することは可能かもしれません。けれども「リスクとリターンを適切に評価して、来場の可否を判断する」ことを子どもたちに求めることはできません。

このようなことを、右往左往しながら話し合っていく中で、もっとすっきりとした状況でこの人形劇を観てもらいたいとの思いが強まりました。
観客と劇団、双方にとって留保なく幸せな出会いでありたい。そう考え、今回の「再上演を目論みつつの中止」という決定に至りました。

繰り返しになりますが、楽しみにしてくださっていた方々には本当に申し訳なく、自分たちの力不足を悔しく思います。

以上、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。