「おふろだいすき」は、何せ、おふろの話ですから、体を洗う場面が出てきます。
で、人形劇で、体を洗う、というのはどう表現するか。
実際に石鹸とお湯を使うわけにはいかないので、それに代わる方法を探ることになります。
今日は、その方法のご紹介。

まず、石鹸から出る泡は…

あわあわあわ


あわあわ

すごい! 泡っぽい!

どうやったらこういう表現ができるかと言うと、スパークハーフと言うキラキラした薄い布で、丸めた綿をくるんでいるのです。
今回、新作の仕込みには、外部の方からたくさん応援していただきましたが、これも、みなさんに作っていただいたものの一つ。ありがとうございます!

ありがとうございました!

というわけで(?)さっそく、みんなでも試してみました!

もしゃもしゃもしゃ

(頭を洗っているのは人形劇団京芸の元劇団員吉田貴志さんです。現在は石川県のヨシダ人形劇で活躍されてます。吉田さんにも助けていいただきました。ありがとうございました。)

次に、シャワーですが…。

シャワーの原型を持つ本田さん

え? そ、それが…?

ぶるぶるぶる

あ、でも、動かすと、水が出てるみたいに見える!

頭に水をかけられてます

バシャー!
そして、くじらが吹き出す潮はどんな風になったかと言えば。

くじらの潮を持つ本田さん

こんな感じ。青い紐の中にピアノ線が入っています。
こっちも…

せーのっ

バシャー!

ばしゃー!


でも、それだけでは、まだ完成ではありません。これは、何でしょう?

おさかな…?


作業をする服部さんと府金さん


あ、潮の先につける泡なんですね!

こんな風になりましたー。きれい!

潮を持つ服部さん


さて、今までごらんいただいた小道具たちがどんな活躍をするか。それが明かされるのは3月16日の公演です。ぜひ、みなさま、お越しください!

どろんこげきじょうパートⅢ
『おふろだいすき』『あれ、なあに?』
とき /2013年3月16日(土)
    11:00、14:00
ところ/京都市呉竹文化センター(京都市伏見区)
料金 /大人  前売1,500円(当日1,600円)
    子ども 前売1,000円(当日1,100円)
    ※子どもは3才〜中学生です。
問合せ/人形劇団京芸 ℡0774-21-4080