わかしはじめはどんな具合?
1月10日(木)kitsuneuma によって書かれました。
第48回お正月公演「はらぺこ団」の準備もたけなわ。
そんな中でも、日々、どろんこげきじょうパートIIIの仕込みは続いています。
今回は、仕込みの初期段階がどんな風になっているかをご紹介します。
なお、今回の記事はお正月公演の会場では大きなパネルで見ることができます。
なんと、製作途中の人形も見られるかも!?
ぜひ、お正月公演に遊びに来て、展示を見て下さいね。
さて、こちらにあるのは「プラン」です。
美術家が原作(この場合は『おふろだいすき』ですね)や台本を読みながらイメージを膨らませて描いたもの。
プランができると、それを実際に作る大きさまでコピーします。
それがこちら。(カメじゃなくてごめんなさい) このカバ、OLFAのカッターと比べてもなかなか大きいですね。
そして、それを立体にすると…。
でーん!
こんな顔になりました。
プランと比べてみるとこんな感じに。
さて、「本人形」と呼ばれる、実際に上演で使われる人形を作りながらも稽古は進んでいきます。その際に使うのが「かりもの」です。
例えば、さっきも写真の隅に映っていたこのペンギン。この子はかりものです。
それから、「ひらもの」と言って立体でない人形も今回の作品では使います。
こちらが、クジラ。(人と比べても大きい!)
人形の他にも、「舞台」が必要です。それも一から作ります。
最後に、『おふろだいすき』の主人公、まこちゃんはどんな感じになっているかと言えば…。
まだ「削り出し」と呼ばれる作業の途中なのでした。
さて、どんな風にこの人形たちが姿を変えていくのか。それはこれからのお楽しみです。
では、お正月公演でお会いしましょう。