ウォートンとカラスのコンテスト

  • 平成24・26年度 文化庁『次代を担う子どもの文化芸術体験事業』参加作品
  • 平成26年度 伊丹市全市公演 実施作品

この作品の公演情報
  • おじいちゃんの金時計
  • 二人でサンドイッチ
  • ジャムの壷をかぶったネヴィル
  • カラスのジャック
  • ズーフと対決
  • 舞台全景
  • おじいちゃんの金時計
  • 二人でサンドイッチ
  • ジャムの壷をかぶったネヴィル
  • カラスのジャック
  • ズーフと対決
  • 舞台全景

出演者 7人
上演時間 約70分
主な対象 小学生
観客数 〜450人程度
会場 体育館・大会議室・中〜大ホールなど

おはなし

アーバクルじいちゃんが大事にしていた金時計がカラスのジャックに盗まれた!

ヒキガエルのウォートンは金時計を取り戻しにクログロ山へと向かいます。しかしそこには冬を過ごすおそろしいカラスたちの大群が…。
ハタネズミのネヴィルや盲目のアオカケスのバイクと共に、果たして無事に金時計を取り戻せるでしょうか。

友情と勇気を携えて、全てを賭けた「カラスのコンテスト」がいよいよ始まる!

みどころ

『火よう日のごちそうはひきがえる』の続編が、ついに人形劇に!シリーズの面白さはそのままに、舞台は大きくスケールアップしており、土の下・森の中・空中へと次から次へとダイナミックに変化します。
さらにクライマックスでは舞台いっぱいに広がった“空”で、迫力の空中活劇が繰り広げられます。

失敗ばかりのネヴィル、目が見えず自由に空を飛べないバイク、少しおっちょこちょいのウォートン。でもちょっとずつの勇気を出して互いに補い合い、それぞれが“一番大事なもの”を手に入れます。
そんな彼らの心のふれあいにも注目です!

 

メッセージ

これまで人形劇団京芸では、『火よう日のごちそうはひきがえる』『ウォートンのとんだクリスマス・イブ』と、シリーズの中から2作品を人形劇化してきました。
シリーズを通して流れる主人公ウォートンの明るさ。逆境でもあきらめずに必死で突破口を探すひたむきさなど、困難な状況に陥ってしまっている現代の子ども達にぜひ観てもらいたいテーマがたくさんあります。

中でも今作には、一人では出来ないことを仲間と協力して乗り越えていく知恵と勇気。互いに足りないところを否定せず、補いあって前に進んでいく友情が色濃く描かれています。
この、決して完璧ではないけれど、個性豊かなキャラクター達が助け合って紡ぎ出す大冒険は、大人から子どもまでぜひご覧いただきたい作品です。

出演
小島祥子
清水正年
菅沼輝之
白米美帆
小谷恵梨香
伊藤真
西尾直樹
原作
ラッセル・E・エリクソン
『ウォートンとカラスのコンテスト』(評論社)
演出
山田俊彦(人形劇団ココン)
美術
清水正年・工藤琢人
音楽
本田真輔
音響
谷口大輔(T&Crew
照明
森田智子(Jelly Beans)
舞台監督
菅沼輝之
制作
小林洋介

人形劇団京芸「カラスの作り方」

「文化芸術による子供の育成事業」のためのカラスの作り方です。