2006年夏に幕を開ける作品、『潜水海賊キャプテン・グック』の仕込みの様子をお届けします。
コメントなどございましたら、ぜひ交流ひろばまでお願いします。
2006/07/07
吉田さんがせっせと描いたプラン画を全世界に配信しちゃいます。
「こういうのって公開していいですか?」
「ええよ」
と軽く言われたので。
左からキャプテン・グック(船長)
杏子(小学生の女の子)
スパンスポン(副長)
2006/07/07
七夕です。曇りです。でも星は雲の上だから織姫と彦星は毎年逢えるんです。ぼくらから見えないだけでね。……密会!?
とまあ前置きはこのくらいで、七夕の気配のまったくしない工房の様子をお送りします。
ちぇろさんの持っているのは人形の足。膝が後ろには曲がって前には曲がらないように工夫されています。写真でわかるかな?(ZENさん映りこんでます)
真ん中はいつもカメラ目線のZENさん。人形の頭を削っています。でもカメラ目線。しかもたくらみ顔。
右は本日朝から6時間かけて伸びる布をまっすぐ縫う技術を習得し「長く険しい修行を終えてレベルが上がった」と喜ぶかっぱの図。布の上から覗く目がおそろしい…。
2006/07/06
今日も夕方に工房を訪れると、吉田さんは昨日と同じ場所、同じ姿勢でプランを描いていました。
そして工房の2階には人が溢れ、熱気むんむんでした。
今日の写真はその他の場所にいたお二人。
稽古場で自分だけに照明を当てて潜水艦のブリッジを作成するくどうたくとさん。「火よう日のごちそうはひきがえる」のウォートン役で活躍中です。
既におなじみのどんちゃん。胴串に穴を開けています(たぶん)。写真では見えやしないのに止まっていたドリルの刃をわざわざ回し直す彼女。かわいいです。
実はやってる“フリ”です(はっ! ばらしてしまった! 逃)。
2006/07/05
美術担当の吉田さんが劇団の工房の2階のプラン室でプラン画を描いていました。
このちょっと前に、仕込み責任者の辻角さんに「プラン描きあげるまでは仕込みすんなっ!」と言われてせっせと描く金沢大学時代から後輩の吉田さん。
かっこいいでしょ?
2006/07/03
夕方に工房に行ってみるとこんなものたちがありました。
ピアノ線を輪にして重なった部分を黒い糸でぐるぐる巻きにしてあるのが“ドウワ”
「これなんですか?」
「ドウワ」
「しらゆきひめ?」
「“童話”ぢゃないよ」
…なんて会話がされたとかされないとか。の”胴輪”です。
板をくりぬいたのが肩板。その名の通り人形の肩になる部分ですね。
これを作るために使う電動の糸ノコギリがなんとかっぱの手によって……!
これ以上は秘密です。(←ナニユエ?)
2006/07/03
叩き仕事担当のお若いふたり。坂下君と山崎君。
平台を6枚作るのがノルマだったのですが、坂下君の足元にあるのがそのラストの6枚目らしい。やりますな。
あと箱馬もやってもらう予定。がんばってね〜。
2006/07/01
山鉾巡行や宵山だけかと思いきや、実は7月の一ヶ月間ずーっとやっている祇園祭と共に、本格的仕込みスタートです(ちょっと京都の劇団らしさアピール)。
今日は朝から大勢の人が現れ、吉田さんの描いてきたプランを実寸大にコピーし(ようとして拡大の操作法が分からずに「きーっ!」となってい)たり、本番用の平台を作ったり(ああっ! 仮舞台でなくなってしまうっ!)と分担作業。総勢11人。賑やかでした。活気があるねぇ。
……と思っていたら、3時の休憩に残っていたのは4人。あれ?
主力の「ちいさくなったパパ」班は公演のために福井に移動だわ、赤ん坊のお父ちゃんはその娘を寝かしつけに帰るだわ。その他のみんなもそれぞれの事情でいなくなっていきました。
それでも残ったメンバーは出来ることをちまちまやっていたのでその様子をカメラに収めよう、と思ったら、こんなネタが豊富なときに限ってカメラを忘れました。
というわけで今回は画像はナシです。がっくり。